写真家 Olivier Wong氏がタムロン17-70mm F2.8 (Model B070)ソニー Eマウント用でパリの街並みや風景、ポートレートなどを撮影。

2020-12-08

写真家 Olivier Wong氏が、2021年1月14日に発売となる新製品、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用大口径標準ズームTAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)で撮影した作品をご紹介します。パリの街並みをバックにしたポートレートや美しい風景など、全15カットをご覧ください。

一枚目の写真（焦点距離：31mm　絞り：F/2.8　シャッタースピード：1/500秒　ISO感度：200)

作品コメント

パリ在中の私は、主に都市や風景の写真を撮影しています。今回は縁があり、タムロンから発売になる新製品APS-Cサイズ相当ミラーレス一眼カメラ専用のソニーEマウント用レンズ、TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)を使用する機会をいただきました。私は早速、このレンズを手にパリの街へ向かい、ストリートスナップからポートレートまで、さまざまな写真をこの1本のレンズだけで撮影してきました。

街中で撮影するときはとにかく歩き回るので、荷物を少なく身軽でいられるようにと意識していて、機材はカメラ1台にレンズ2本がマイルール。今回は17-70mm F2.8の1本だけでの撮影に挑戦しましたが、広い焦点距離をカバーしているにもかかわらず、このレンズの小型・軽量さに驚かされました。それなのに、描写力は少しも妥協していないのです。17mmから70mmという、実用性の高い焦点距離をカバーしていることで、街を歩いているときに出会う、様々なシーンをとらえることができました。例えば、パリの街並みやモニュメントといった、普段ならレンズ交換が必要な場面もこの1本で撮影できたのはありがたいことでした。

私は、朝焼け・夕暮れのきらめきや柔らかな光を使った撮影をよくするので、レンズには低照度での撮影性能も期待したいところです。17-70mm F2.8は、F値がF2.8通しと明るいので1/25秒というシャッタースピードの撮影でも問題ありませんでした。また、手ブレ補正機構「VC」が搭載されていることで、多くの場面を手持ち撮影でこなすことができます。

ポートレート撮影について言えば、このレンズのAFの正確さと静粛性に驚かされました。それに瞳AFにも対応しています。広角側の撮影でも開放F2.8のボケのなめらかさが見て取れ、どの焦点距離で撮影してもポートレートの撮影は大満足でした。

使ってみた印象をまとめると、とても楽しみながら、17-70mm F2.8を使った撮影ができたということです。何気ない日々の撮影で、17-70mm F2.8の性能の高さをひしひしと感じました。このレンズは日常のお出かけにもお勧めですし、旅行の荷物を減らしたいけど画質にはこだわりたい、レンズはコンパクトな方が良いという要望にもぴったりだと思います。17-70mm F2.8はAPS-Cサイズ相当ミラーレス一眼カメラ専用のオールラウンダーとして最高のレンズの一つだと感じました。