富士山写真家TAKASHI氏が大口径望遠ズームタムロン70-180mm F2.8 (Model A056)で富士山を撮影。スナップを含む全9カットを公開

富士山写真家 TAKASHI氏がフルサイズミラーレス用ソニーEマウントのTAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)で富士山、日光東照宮、大内宿を巡りました。1本で切り取る各地のスナップシーンをご覧ください。

一枚目の写真( 焦点距離:70mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:124秒 ISO感度:100)

作品コメント

富士山写真家のTAKASHIです。今回はタムロンのフルサイズミラーレス用大口径ズームレンズシリーズ(いわゆる大三元レンズ)の望遠ズームを使用し撮影をしてきました。

TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model A056)を手にし、軽くてコンパクト、そして三脚座が付いていない事に驚きました。実際に使ってみると、これには想像以上のメリットがありました。今までの大三元ズームレンズでは諦めていた光景も物にすることができるのです。勿論、画質の良さは申し分なく、他でも紹介されているのでここでは割愛します。

先ず、移動を伴う風景撮影ではカメラバッグに何本レンズを入れられるかが大きな悩みです。従来は重くて長い望遠レンズを諦めることが多かったのですが、このレンズは持っていけます。

三脚座がないと言う事は、カメラ本体を三脚にセットしたままレンズ交換をするだけなので、富士山の空が色付くシャターチャンスに「望遠も」「広角も」と言う欲張った撮影が躊躇せずにできます。

また、限られた時間内で日光東照宮と大内宿の撮影もしてきましたが、この時もこのレンズのメリットを享受できました。雨がいつ落ちてきてもおかしくない天候で、サッと撮って回りたいような状況でした。観光地なので三脚を使わず手持ち撮影となりますが、オートフォーカスもスムーズで、カメラ内手ブレ補正も効くので中腰撮影やモニターを見ながら背伸びして撮影することも可能でした。しかも180mmで明るいF2.8を活かした撮影もできるのです。大口径ズームレンズなのに重さに辟易とすることなく様々なシーンをサクサク撮って廻れた事は嬉しい発見でした。

焦点距離:145mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:100

焦点距離:126mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

焦点距離:148mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100

焦点距離:135mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

焦点距離:101mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200

焦点距離:180mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:200

焦点距離:132mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度:200

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200

写真家プロフィール

TAKASHI

2011年初夏、霧から現れた富士山の前を朝日で輝きながら泳ぐ白鳥に出会って以来、富士山を撮り続ける富士山フォトグラファー。2014年から海外写真サイトを中心に富士山の作品を発表。2016年National Geographic写真集「Greatest Landscapes」掲載。2018年アメリカ「National Geographic Traveler」表紙採用。日テレウエブTV「NEWS24」で 個人特集放映。写真集「いまいちばん美しい日本の絶景」表紙採用。日本カメラ1月号表紙と口絵特集採用。2019年1月、ソニーイメージングギャラリー(東京・銀座)で初の個展開催。Tifa landscape部門1位、SWPA2018 National 3位、NBPA2018、35AWARDS2017など受賞歴多数。

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レンズ製品名: 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)
発売日:2020年4月23日 ソニー Eマウント (35mm フルサイズ対応)
希望小売価格:165,000円 (税込)

ニュース: 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)プレスリリース
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