写真家 曽根原 昇氏がタムロン35-150mm F2.8-4で北欧に住む人々と風景を撮影。“ポートレートズーム”がとらえた全15カット公開

写真家 曽根原 昇氏が訪れた北欧、エストニア・キフヌ島。そこで暮らす人々の様子や風景を、新発想の“ポートレートズーム”TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)でとらえました。高い解像感と柔らかな描写でとらえた15作品をご紹介いたします。

一枚目の写真( 焦点距離:35mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:800

作品コメント

最初にこのレンズに出会ったときは「珍しい焦点域をもったズームで便利そうだな」くらいに考えていました。35mmと150mmを同時に使える明るく高性能なレンズというのは他にはありません。

ところが、実際に使ってみると、このレンズはただ変わった焦点域と言うだけでないことに気づかされました。極めて優しく、そして丁寧に人物を写し撮ることができるのです。開放付近の描写は解像感を保ちながらも柔らかさを表現しており、背景のボケ味も美しく理想的。特に、絶妙ともいえるタムロンレンズらしい優れた階調再現性は、今回撮影を行った北欧の弱々しい光の下で、人物の肌の質感を表現するのに抜群の効果を発揮したのです。

撮影地のエストニア・キフヌ島にはもう何度も訪れていますが、通い慣れた旅先にも、今まで気づかなかった新しい世界があることを、この“ポートレートズーム”が教えてくれました。

焦点距離:46mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:400

焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:320

焦点距離:95mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:400

焦点距離:150mm 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400

焦点距離:38mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

焦点距離:130mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:400

焦点距離:120mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:400

焦点距離:35mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:400

焦点距離:38mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:400

焦点距離:150mm 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:100

焦点距離:110mm 絞り:F/3.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:400

焦点距離:68mm 絞り:F/3.3 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:800

焦点距離:82mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:400

焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:400

写真家プロフィール

曽根原 昇 Noboru Sonehara

信州大学大学院修了後に映像制作会社を経てフォトグラファーとして独立。2010年に関東に活動の場を移し、雑誌・情報誌などの撮影を中心にカメラ誌等で執筆もしている。
写真展に「イスタンブルの壁のなか」(オリンパスギャラリー)など。

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レンズ製品名: 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)
発売日:ニコン用:2019年5月23日 キヤノン用:2019年6月20日
希望小売価格:110,000円 (税込)

ニュース: 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043) プレスリリース
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