【#タムロンおうちフォト】写真家 鈴木 啓太/urban氏がタムロン SP 35mm F1.4 (Model F045)で撮る家族写真:パパ編

おうちで過ごす時間が増える中、今だからこそ楽しめるタムロンレンズを使った「おうちの中で楽しむ写真」にフォーカスを当て、室内で撮るコツや被写体の見つけ方、切り取り方、周辺機材を活かした撮影テクニックなど、4名の写真家による【#タムロンおうちフォト】の楽しみ方をご紹介します。

写真家 鈴木 啓太氏 タムロンSP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)で撮るおうち写真

こんにちは!日々家族の日常を記録し続けている、写真家の鈴木 啓太/urbanです。タムロンレンズとデジタル&フィルムカメラの組み合わせでポートレートや家族写真を撮影し、家族の何気ない表情や、生活の一部を切り取っています。自宅にいることの多いこの時期だからこそ、是非、ご家族の写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

今回は、TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)を使って家族の何気ない瞬間を撮影しました。お手持ちのレンズでも撮影できるコツを紹介していきますので、1枚でも多く子どもや家族の今を残していきましょう。

一枚目の写真( 焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:125)

子どもを撮るときは、まず沢山話しかけてあげる事。そして、部屋でも窮屈にならない35mm程度の広角レンズを使うのがおすすめです。ズームレンズをお持ちの場合は24mm~35mmあたりの広角域に設定しましょう。広角域はボケが弱くなりがちですので、絞りはなるべく小さい値に設定し、人物にググっと寄るのがポイントです。

おうち写真を撮るちょっとしたコツ

家族の日常生活を切り取るには、常にカメラをそばに置いておくのが重要です。あっ!と思ったときに撮れるように、事前にカメラの設定をしておくのも上手に撮るポイントのひとつ。おうちでの撮影は、屋外での撮影と比べると暗いことがほとんどですので、気を抜くと手ブレや被写体ブレなど、失敗写真を量産してしまいがち。シャッタースピード優先で手ブレしにくい値にしておく、絞り優先でできる限り明るい値にしておくなど、設定にも気を配っておきましょう。

焦点距離:35mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:125

子ども撮影に被写体ブレは付き物。室内は暗めですが、シャッタースピードは最低でも1/125を確保するようにしましょう。ISOはオートがおすすめです。設定を整えたら、あとは沢山話しかけてあげましょう!ファインダーを覗いてばかりだとコミュニケーションがうまく取れないので、パパやママも笑顔で撮影していた方がお子さんの素の表情を引き出すことができます。

焦点距離:35mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

可愛いパーツもしっかり写してあげたいもの。タムロンSP 35㎜ F1.4は35㎜という情報量を整理しやすい画角で、F値も1.4と明るいため、おうち撮影におすすめのレンズです。少し絞ってあげることで、全体をよりはっきりと写すことができます。

おうちに差し込む光に目を向けよう

皆さんのご自宅にも、ここの光が綺麗だなあ…と思う場所があるはずです。窓際やベッドルームなどの光の差しこむポイントに目を向けてみましょう。特に白のレースのカーテンがあるだけで、とても綺麗な写真を撮ることができます。時間帯によっても光の強さは変わってきますので、朝や夕方の優しい光を狙うと良いでしょう。その時、絞り値はなるべく小さい値にすることがポイント。カメラの露出補正を+1程度上げてふんわりハイキーにすることで、家族写真の温かさを引き立たせることができます。

焦点距離:35mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

光の綺麗な定番スポットと言えばベッドルームです。レースのカーテン越しに撮影するだけで、ふんわり柔らかな写真を撮ることができます。シーツの色や服の色も含め白寄りにすることで、更に柔らかく優しい写真になります。その場合、ポイントとなる色を差し色として入れると写真にメリハリが生まれます。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:125

おはじきにカーテン越しの光を当てて、ガラスの透明感を引き立たせました。光が綺麗に差す場所を探すのも、おうち撮影を楽しむポイントです。タムロンSP 35㎜ F1.4は最短撮影距離が30cmと短く小さな被写体にグッと近づけるため、おうち撮影に便利です。

おうちでこそ使おう絞り開放

F値の小さい明るいレンズをお持ちの方で、日中外で撮影した時に、写真が真っ白になってしまった…という苦い経験をしたことがある方は沢山いると思います。一方おうち撮影では、絞り開放を多用できるチャンスでもあります。ですが、子ども撮影の場合はピンボケを量産してしまいがち。子どもが集中している瞬間を狙って絞り開放で撮ることができれば、日常の写真がドラマチックに変わる、そんな瞬間に出会えるはずです。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:250

ちょっと暗い室内でもシャッタースピードを稼げるのは明るいレンズの強みです。また、タムロンSP 35㎜ F1.4には写真をドラマチックにする、四隅の自然なトーンダウンが見られます。被写体を写真の中心に配置しF1.4で撮影することで、被写体に視線を集中させるような効果を与えることができます。前ボケ、後ボケで被写体を挟んであげると、より一層目を引くドラマチックな写真になるでしょう。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:320

子どもの動きに合わせてシャッターを切るのも良い写真を撮る秘訣。1、2、3、はいポーズ!という掛け声に合わせてシャッターを切れば、動きのある写真にしっかりとピントを合わせることだってできます。家族で撮影を楽しむことで、自然と良い写真が撮れるものです。

SP 35mm F1.4で蘇るノスタルジー、フィルムとの相性の良さ

今までデジタルカメラでの作例を載せてきましたが、ここからはフィルム写真の良さを伝えていきます。実は一部のフィルムカメラでも利用できる本レンズ、ここではCanonのデジタル一眼レフと同じEFマウントのCanon EOS7Sで撮影を行っています。

ブームが再燃しているフィルムカメラですが、最新レンズが使用できることに驚かれる人も多いでしょう。もしおうちにフィルムカメラがあれば、チャレンジしてみるのも面白いかもしれません。撮ってから現像に出して返ってくるまで、どんな写真が撮れたかな…というワクワク感はフィルムならではの楽しみ方です。デジタルとはまた違った、温かみのあるフィルムと家族写真の相性は、見る人を虜にしてしまう魅力があります。 (フィルムはすべてKodak ULTRA MAX400を使用)

※本レンズとフィルムカメラの組み合わせは公式に動作確認を行っているものではありません。また、本内容はフィルムカメラにてレンズの動作を保証するものではありません。予めご了承ください。

焦点距離:35mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400

フィルム写真がコントラストの低いはっきりしないもの、というのはすでに過去の話。最新レンズとの組み合わせにかかれば、十分なコントラストに加え、温かみのある色を表現することができます。懐かしさという意味では、光との相性もデジタルカメラよりも良く感じられます。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:400

F1.4の息をのむ空気感も健在。フィルムとの組み合わせは、よりドラマチックに日常を描き出します。撮った写真は是非、おじいちゃんおばあちゃんにも見せてあげてくださいね。フィルム写真の懐かしさにきっと話が膨らむと思います。

焦点距離:35mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:400

こういった何気ない瞬間こそ、1枚でも多く残してあげたいと考えています。子どもが大きくなって見返したとき、大切に育てられてきたということを思い出すきっかけになれば嬉しいです。

まとめ

いつも見慣れている家の中の景色や家族の日常こそ、今しか撮れない瞬間です。最初はお互い照れることもあると思いますが、写真がきっかけで笑顔になるのは嬉しいものです。撮った写真はプリントして遠くに住むおじいちゃんおばあちゃんに送ってあげたり、フォトブックにしてプレゼントするのもおすすめです。是非、TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)を日常の撮影シーンに持ち込んで、1度シャッターを切ってみてください。きっと何気ない日常を特別なものに変えてくれる、そんな驚きの瞬間になるはずです。今だからこそ撮れるおうちフォトを是非、楽しんでみてください。

タムロンでは、公式ブログTAMRONMAGの他、公式SNS(Twitter,Instagram,Facebook,Youtube)等で最新レンズ情報や、たくさんの写真を投稿しています。

是非この機会に、皆さんが撮影したおうちフォトを【#タムロンおうちフォト】のタグを付けて、SNSで発信してみてはいかがでしょうか。

記事や写真を通じておうちで過ごす時間が少しでも豊かになれば幸いです。

TAMRON 公式SNS

写真家プロフィール

鈴木 啓太 Suzuki Keita

オールドレンズポートレート写真家。カメラおよびレンズメーカーのセミナー講師をする傍ら、写真誌にて「オールドレンズのすすめ」シリーズの連載などライターも手掛ける。また、40人規模のフィルムカメラワークショップを毎月2回開催するなど、精力的に活動している。

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タムロン SP 35mm F/1.4 Di USD(Model F045)

込めたのは美しさへの信念。息を呑むキレ味と、やわらかなボケ味。画質へのこだわりがここに結実。意志を撮る。覚悟を写す。

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