写真家 魚住 誠一氏が、Eマウント用のタムロン17-28mm F2.8、28-75mm F2.8、70-180mm F2.8の3本で撮る、松永有紗ポートレート

写真家 魚住 誠一氏が、ソニーEマウント用大三元ズームレンズ、TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)、TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)、TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD(Model A056)を使い、各レンズの特長を活かして撮影したポートレート作品を魚住氏のコメントとともにご紹介します。
一枚目の写真 焦点距離:40mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:400
常用で使いやすいタムロン28-75mm F2.8(Model A036)
28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)は、デジタルカメラになってから魚住が常用する唯一の大口径標準ズームです。小型軽量はもちろんのこと、フィルター口径が67mmというのが使いやすい点です。なぜならNissinのリングライトストロボがそのまま装着出来るのです。広角側での最短撮影距離は0.19mというのも魅力で、癖のないニュートラルな絵作りが期待出来ます。
焦点距離:38mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:400
焦点距離:34mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:400
いざと言う時に役立つ17-28mm F2.8 (Model A046)
17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)は、待ちに待った待望の広角大口径ズーム。ポートレートの現場でも1本あればいざと言う時に役に立ちます。開放F2.8を活かした室内で引きがない条件などにも活用出来ます。コンサートの袖でもこの画角は強力な武器になり、何より軽量なのが素晴らしいです。
焦点距離:17mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:400
焦点距離:17mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:400
焦点距離:21mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:400
爆速AFと高画質の70-180mm F2.8(Model A056)
大口径望遠ズームの70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model A056)は、動体予測モードと瞳AFを使ってモデルを撮ってみて欲しいと思います。期待を遥かに超えたスピードでモデルを追いかけます。つまり爆速AFなのです。そして柔らかなボケ味とピントのシャープさ。70mm側で最短撮影距離が0.27m(MF時)とういスペックも見逃せません。
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:320
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:1600
焦点距離:180mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:320
この3本の大口径ズームレンズで、ポートレートの世界はさらに広がったと思います。フィルター口径は共通で67mm。そして軽量なボディ。70-180mm (Model A056)の70mm側ではMFでTAMRONのお得意なハーフマクロの表現もできます。ぜひ、ラインナップに加えてみてください。
写真展開催に寄せて
2019年春、松永有紗さんが20歳の時、事務所の方から紹介していただきました。すぐに撮影という風にはならず、徐々に距離を縮める感じで半年が過ぎ、2019年冬、遂に撮影のGO!が出たのです。雨の恵比寿からスタートし、夜の街でも撮影。お互いの時間を合わせて、出来れば毎月撮ろう!と決めました。
しかし、世の中は春になる前に新型コロナウイルスの影響を受けて思うように動けなくなりました。CP+2020のTAMRONブースで、松永有紗さんとステージに登壇予定だったのですが、みんな白紙になりました。歯車が見事に外れ出したのです。それでも、蜜を避けて、コロナ対策をして、最低限の人数で撮影を敢行しました。
2020年8月の22歳誕生日。
松永有紗21歳の総てがここに集約されています。
ひとりの女優とカメラマンの記録です。
タイトルは「21のあしあと」
「21のあしあと」~松永有紗×魚住誠一 写真展~
開催期間: | 2020年9月22日(火)~9月27日(日) |
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会場: | ギャラリー・ルデコ 東京都渋谷区渋谷3-16-3 高桑ビル6階 https://ledeco.net/?p=16381 |
入場料: | 無料 |
<トークイベント>
日時: | 24日(木)20:00~21:30 26日(土)20:00~21:30 |
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※各回先着20名様限定
※トークイベント入場券は1枚2,000円
※トークイベント入場券販売は、写真展開催期間中会場にて販売しております。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の対策につきましても、写真展公式サイトでお知らせしております。
写真家プロフィール

魚住 誠一 Seiichi Uozumi
1963年、愛知県生まれ。
高校時代はインディーズ・ロック・バンドで活動。その後、ロサンゼルスでアンセル・アダムスの写真に出会い、風景写真を撮り始める。渡米を繰り返し、スタジオ・アシスタントを経て94年よりフリーとして活動。98年より拠点を東京に移す。現在はポートレートを中心に雑誌や広告で活躍中。
【写真家サイト】
- Twitter:https://twitter.com/zoomic_jp
- Facebook:魚住誠一 seiichi Uozumi
- Instagram:https://www.instagram.com/seiichi_uozumi/
記事で紹介された製品はこちら
タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
フルサイズ用大口径超広角ズームレンズとしては驚きのフィルター径φ67mmを実現。軽量・コンパクトで、カメラとのバランスも良く、気軽に持ち運べ、幅広い撮影シーンに対応できるミラーレス一眼カメラ専用レンズです。
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)
ミラーレスに新たな風を。これまでにない美しさとやわらかなボケ味。目指したのは高画質と小型軽量の両立。世界を鮮やかに写す、フルサイズミラーレス対応、F/2.8大口径標準ズームレンズ。
タムロン 70-180mm F2.8 Di III VXD (Model A056)
タムロン70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)は、ミラーレス専用設計のソニーEマウント用大口径望遠ズームレンズ。その最大の特長は、開放F/2.8通しの高性能レンズでありながら、フィルター径φ67mm、最大径φ81mm、長さ149mm(70mm時)、重量810gという世界最小・最軽量ボディです。
TAMRON MAG 魚住 誠一氏の記事はこちら
【CP+2020】レンズプレゼンテーションムービー:魚住 誠一氏による「最新レンズで撮り下ろし/ポートレートインプレッション」
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