写真家 並木 隆の超望遠高倍率ズーム18-400mmの機動性を活かして旅の写真を撮る

写真家・並木 隆氏が、旅先で出会ったシーンを18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028)で撮影。刻々と変る目の前の景色を、高倍率ズームの機動性を活かして撮影した写真をご覧下さい。

一枚目の写真( 焦点距離:400mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:1600)

焦点距離:400mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/13秒 ISO感度:3200

焦点距離:18mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:100

焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

焦点距離:400mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:1600

焦点距離:42mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/15秒 ISO感度:1600

焦点距離:18mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:100

焦点距離:209mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:1600

焦点距離:18mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:400

TAMRON 18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLDを使用してみて

フルサイズ換算で640mm相当の画角が得られる望遠側。超がつく焦点距離域は、ちょっとした身体の動きでフレーミングが大きく変わってしまいます。しかし、搭載されているVC機構は、2.5段分というスペック以上の効果を体感することができました。OFF時との差は歴然で、望遠側で撮影していても細かなフレーミングがしっかりできるくらいファインダー像が安定しています。

夕暮れ時の光がどんどん少なくなっていく状況で、積極的に望遠側を使って、手持ち撮影ができるのは非常に大きなメリット。望遠側が延長されても、気軽に手持ち撮影ができなければ、単に使いにくいレンズになってしまいますからね。

とはいえ、陽が沈んで光が少なくなると、流石にどこでもというわけにはいかなくなります。でも、ここが高倍率のメリット。ISO感度を上げていっても手ブレしてしまうようなら、300mm、200mmと徐々に短い焦点距離を選択していけばいいのです。焦点距離が短いほど手ブレはしにくくなりますからね。

レンズ交換をせずに、広角18㎜から超望遠400mmまで焦点距離が選べる、高倍率ズームならではの機動性の高さとメリットを感じました。

写真家プロフィール

並木 隆 Takashi Namiki

1971年生まれ。
高校時代、写真家・丸林正則氏と出会い、写真の指導を受ける。
東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)中退後、フリーランスに。
花や自然をモチーフに各種雑誌誌面での作品発表。
日本写真家協会、日本写真協会、日本自然科学写真協会会員。

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タムロン 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028)

その迫力は想像を超える。世界初ズーム比22.2倍、「超望遠高倍率」ズームレンズ。一気に引き寄せる快感と迫りくる感動。