【.Frame】snap03 塩川雄也×TAMRONスナップ『夏の訪れを待ちながら』with SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)

この.Frame snapの連載も3回目となりました。前回の記事では渡邉さんの日常をすくい取った写真たちから、札幌で暮らしている日々の光景を感じることができました。この場を通じて写真を手紙のように綴りながら、渡邉さんと交互にお便りを届けていきたいと思います。

一枚目の写真( 焦点距離:35mm 絞り:F/2.8 SS:1/320秒 ISO感度:100)

東京は雨の日が続いているが、そんな毎日も楽しくなるようなレンズを選んで、私が日々見つめているものを収めてみた。

焦点距離:35mm 絞り:F/4 SS:1/320秒 ISO:400

雨上がり。

普段は標準レンズを付けることが多いけれど、少し気分を変えていつもと違ったレンズを持ち出してみる。

TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)

標準レンズよりも少し広角な35mmという画角。

眺めるよりは、そっと見渡すような感覚で目の前の瞬間を切り取る事ができる。梅雨が過ぎていくのを感じながら見慣れた道を通って出かけた。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 SS:1/320秒 ISO:400

レンズを変える事で意識も徐々に変わっていく。

目が慣れてきて、被写体との距離感をつかみながら、時にはぐっ踏み込むことで新たな一面が見えてくる。

焦点距離:35mm 絞り:F/2.2 SS:1/1000秒 ISO:100

季節の移り変わりを感じながら、自分が歩んだ記しを残していく。
レンズはそこに寄り添うもの。
雨の日も、晴れの日も。
楽しかった思い出も、ほろ苦い経験も。

その頃の写真を見た時に写っているのは、自分自身でもあり、その時に手にしたレンズの存在も写り込んでいる。

焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 SS:1/160秒 ISO:400

気心の知れた友人のお店を訪れた。

静かな空間に癒される自然の音楽。
テーブルに座りながら感謝を込めて一枚。

美味しい食事を頂きながら過ごす有意義な時間。

焦点距離:35mm 絞り:F/1.8 SS:1/200秒 ISO:400

写真を撮る時に、私たちは多くの選択をしている。
どこの道を歩いて、どこに行くのか。
シャッターを押すその瞬間もまた選択の連続。

スナップ写真は、コントロールできない場面と数多く遭遇する中で、レンズを決める事で自分の軸を持つ事が出来る。

それは今この世界をどういう風に見つめているか、どう見たいのかということに繋がっている。

誰かと過ごす大切な瞬間をこれからも記録していく。

そんな日常に溶け込めるレンズをこれからも使っていきたいと思う。

写真家プロフィール

塩川 雄也 Yuya Shiokawa

1988年、福岡県北九州市生まれ。大学を卒業後、山口県の病院で看護師として勤務していたが、旅への強い憧れから国内外を飛び回り写真を撮り始める。写真家を志して上京した後、写真家青山裕企氏に師事する。 2017年写真家として独立し、東京で初の個展を開催。 2018年にはYUKAIHANDS PUBLISHINGより写真集『OASIS』を刊行し、東京・山口宇部で展覧会を行う。現在は、ポートレート撮影を中心に活動しながら、ライフワークとして自らの旅路を写真に収めている。

この写真家の記事一覧を見る

記事で紹介された製品はこちら

SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)

焦点距離35mmのスタンダードな広角レンズに手ブレ補正機構「VC」を搭載。0.2mという最短撮影距離を達成。他にない極めて実用性の高いレンズが誕生。 開放F/1.8から高い性能を達成。