【.Frame】vol.4 大村 祐里子×TAMRONポートレート「Tokyo Gradation in Summer」with SP 24-70mm F/2.8 G2 (Model A032)

「.Frame」Vol.1では「Tokyo Gradation」としてわたしの感じた東京の姿を表現しました。

ちょうど夏真っ盛りということもあり、連載2回目では移りゆく東京の季節を「Tokyo Gradation in Summer」というテーマとともに表現しています。

意外にも、わたしは東京の夏に関して、都会的なイメージは全く持っていませんでした。どちらかというと、かき氷を食べたり、浴衣を着てお祭りに行ったり……と、昔ながらの夏のイメージばかりを抱いていました。子供の頃、そうやって夏を過ごしてきたからでしょうか。

そんなわけで、とある日の早朝に、いまも東京に残るレトロな銭湯に行ってみました。朝の光が差し込む広々とした空間は特別な開放感があり、湿度すら心地よく感じました。青い富士山の絵の前で川口さんがお掃除する情景を引きで、汗ばんだ彼女の姿を寄りでおさめました。

焦点距離:31mm 絞り:F/2.8 SS:1/100秒 ISO感度:800

焦点距離:24mm 絞り:F/4 SS:1/100秒 ISO感度:800

焦点距離:70mm 絞り:F/4 SS:1/125秒 ISO感度:800

焦点距離:40mm 絞り:F/2.8 SS:1/60秒 ISO感度:800

焦点距離:63mm 絞り:F/2.8 SS:1/80秒 ISO感度:800

午後は、縁側でかき氷を作りたい!という私の願望を叶えるため、日本家屋で過ごすことにしました。縁側から室内に差し込む夏の日差しは強い陰影をつくり、人や物の存在感をより際立てるように思います。そして、木々や床や畳に反射した光は、モデルさんを緑色やオレンジ色や黄色っぽい色に染めますが、その色にこそ「夏らしさ」を感じます。

焦点距離:24mm 絞り:F/5.6 SS:1/60秒 ISO感度:400

焦点距離:48mm 絞り:F/3.5 SS:1/125秒 ISO感度:800

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 SS:1/30秒 ISO感度:800

焦点距離:40mm 絞り:F/4 SS:1/60秒 ISO感度:800

焦点距離:70mm 絞り:F/4 SS:1/100秒 ISO感度:800

夜は、お祭りに繰り出してみました。

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 SS:1/125秒 ISO感度:1600

川口さんが急に「踊ってもいいですか?」と盆踊りの輪の中に飛び込んでいきました。川口さんは普段おくゆかしい雰囲気の人です。しかし、物怖じせず笑顔で堂々と踊る姿を目の前にして、彼女のもうひとつの顔を見たような気がして、自分でも驚くくらい、ドキっとしました。オレンジ色の温かい光に包まれた彼女はとても魅力的でした。夏の魔力。

焦点距離:53mm 絞り:F/2.8 SS:1/80秒 ISO感度:1600

焦点距離:70mm 絞り:F/4 SS:1/30秒 ISO感度:1600

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 SS:1/60秒 ISO感度:1600

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 SS:1/60秒 ISO感度:1600

写真から、わたしの思い描く、元気で楽しい昔ながらの「Tokyo Gradation in Summer」が伝わったら嬉しいです。

model / 川口 紗弥加

大村 祐里子さんの.Frame連載記事はこちら

写真家プロフィール

大村 祐里子 Yuriko Omura

写真家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒。有限会社ハーベストタイム所属。雑誌・書籍での執筆やアーティスト写真の撮影など、さまざまなジャンルで活動中。

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